膝のお水
2019/11/19
膝痛と関節液の貯留
ヒアルロン酸注入いつまで?
目指すはお痛み解消のその先です
膝痛でお困りのお客様をご紹介いただきました。
二年ほど前からお水がたまるようになり、二~三週間ごとにお水を抜きつつ、ヒアルロン酸注射をされているとのこと。ヒアルロン酸を入れないと痛くて歩けないそう。
お水を抜くのもヒアルロン酸という人工物を注入するのもよくない・・
そんなこと百も承知でも、歩けないことには生活ができないと。。。
患者さんはそうだとしても!
お医者さんだったら原因を伝えて、痛みがでないように治療するのが仕事だろうに、どうしてそうしてあげないのか"(-""-)"
結局わからないのだろうか、原因も解決方法も・・
それなら患者さんもそこへ通い続けるべきではないのでは?
原因を考察し、日常の対処法や改善へのプロセスへ導いてくれる病院や治療家を探さなければ!!
水を抜き続けても、ヒアルロン酸を入れ続けても、永遠に痛みが解消する日はこないのではと思います。。。
とはいえ、私も原因を調べたり特定するすべはもっておりません。
ただ、関節のトラブル、特に膝は、胃がHappyでない、すなわち噛まないことや食べすぎからきていると聞いたことがあります。
また、右側は社会やお金、男性との関係性からのストレス、左は家庭や感情、女性とのストレスとも言われます。
マクロビオティックでは、右側は動物性たんぱく質すなわちお肉や卵の摂り過ぎによる高コレテロールから、左は白米、砂糖、果物の摂り過ぎによる中性脂肪の代謝異常と言っております。
該当のお客様、決して普通以上に食べてはいないのですが、60代の専業主婦で特に活発に身体を動かしているわけではない生活で、毎日三食食べるのはすでに食べすぎなのです。
ご家族のために朝晩お食事を作るとすれば、お昼はお昼寝してでもよいから一食抜くくらいでもよいのです。
しかもあまり噛まずに早食いしているご自覚もあります。
近郊で一人暮らしされているお父様のご体調がよろしくなくご心配なことや、ご自身の食べ物のお好みはお肉であること等も全て上記にあてはまっていました。
そして足裏リフレクソロジーでも、胃に一番のデポジット(最も硬い、すなわち一番古くからのしこり)がありました。
お食事の改善に取り組まない限り、リフレクソロジーだけで痛みの解消は厳しそうだったので、お膝と肝臓に生姜湿布をしながら施術しました。
しかし、このお客様、お小さいころから心臓にご病気があったりと苦労されていらしたのに、足の指が全てまっすくでとても素直に育っていらっしゃいます。
しばらく次の注射は待っていただくことを了承、たった二回の施術で胃のデポジットは軽減し、足首を動かす動作や膝蹴り、ヒップアタックなどの骨盤体操のお約束もしてくださいました。
翌日お痛みも少し楽になられ、早速外出の計画をされているがどうなのかと、お嬢様からお問い合わせがきました。
お痛みがあるからといって安静にするよりも、出かけたい気持ちを優先しそして、普段のお食事の改善に関心をもっていただくよう、お嬢様を通じてお伝えしました。
施術のあとはお弁当をお持ちし、食べ物やメニューについてお話をしてきましたが、次回はできれば昼ごはんはやめ、ご一緒に夕食づくりをしてみるのはどうでしょうかと申し出てみました。
ご本人の痛みの改善をしながら、ご家族全員をヘルシーにするお食事を週二回でよいからやってみませんか?というご提案・・
膝の痛みがとれればそれで・・とお思いになられるでしょうか?
実は現在、計10種類近くもの服薬をされているとのことでした。今の痛みはお身体からの声のように私には感じられます。
胃は受け入れの臓器でもあります。
ご本人は必ずしもそこに危機感は感じていらっしゃいません。
全て素直に受け入れてこられたことが、長く闘病されてきたとは思えない明るさと若さを感じさせています。人間的には素晴らしいこと。
私がそこに異を唱える必要はないはず・・
ただ、お身体の声の代弁者として・・どこまで私の意見を言っていいか迷います。
どこまでの改善を望まれているかも・・
でもねY様 その10種類のお薬が全て不要になり、膝のお痛みが全く消失し、躊躇なく外国旅行を楽しまれることも大いに可能だと私は思っておりますヨ❣