ビワの葉湿布

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コラム

ビワの葉湿布

2019/12/24

膝痛に効果

曲がるようになりました

メリークリスマス!

 

先週は町田にある福祉工房「ら・まの」にて綿花からの糸紬を体験してきました。

10年前、シルク素材の五本指ソックス草木染に恵比寿のショップで出会って以来大ファンとなり、

聴けば毎年大量買いしている私のことも工房では有名になっていたとのこと。

だって履き心地抜群なんです。シルクの解毒作用感!私は10年間「ら・まの」の五本指ソックスしか履いてません!

そしてお客様に勧めまくっております(#^^#)

 

今回はそこで育てた綿花をブラッシングし割りばしで巻き取ったものをこよりながら糸括りに巻き取っていく作業。

自然のものから生活用品へと変えていく知恵を教わりながら体験していくのはとても素敵で楽しい時間でした。

昔飼っていたロシアンブルー(猫)の毛もこうして糸に紡ぐことができたんだなァとか、

先日今飼っているネコが格闘して廊下に広がっていたヒナの羽毛の美しかったグラデーションも織り込んでみたくなりました。

鶴の恩返しの機織りもリアルに感じます。

 

そんな綿花の畑のすぐ横に枇杷の木があり、一、二枚いただいてきたら、翌日膝痛でトリートメントさせていただいているY様からのご依頼がありました。

いつもの生姜を買う時間がなかったので今回は蒟蒻とビワ湿布で対応することに。

東城百合子監修望月研著の「ビワの葉自然療法」を読み返してみると、いきなり患部にあてるのではなく、まずは蒟蒻湿布で肝臓の循環をよくし、次に腎を温めてから、患部のビワ湿布へとのこと。

ニ十分煮た蒟蒻は肝臓を30分、腎臓を30分温めてもまだ温かく、そのまま膝に置いたビワ葉の上に乗せました。

 

この間いつものようにフットリフレクソロジーを90分、足腰を全体的にほぐし、膝に面圧してから、胸に両膝を引き寄せたり、四つん這いになってお尻を左右に下ろしたりしてみると思いのほか動きがよい。

その後いつものようにお弁当を食べ、夕食をご一緒に作って帰りの荷造りをしていたら、「膝痛くなくなりましたヨ!」とのご報告をいただきました(*^▽^*)

 

翌日は、以前のばせなかった膝がしっかりと伸ばせるようになったそうです(#^^#)

 

思いがけないビワ葉の効果にびっくりしました。

上記の本によると、ビワ葉には歯の痛み、がんの痛みをも取り去るほどの効果があり、小児麻痺で立てなかった女性が歩いたり、結核性の膿がきれいに完治したり、腹膜炎でパンパンに硬くなっていたお腹が4~5分の湿布でやわらかくなったなどの実例が載っています。

Y様の本年のトリートメントはこの日が最終で次回まで二週間半空いてしまうため、この間しっかりビワ葉をあてていただこうと、本日はご近所界隈をビワの木求めてさまよってみました。

 

ら、意外にすぐ近所で見つかり、思い切って知らないお宅にピンポンしてみると「ちょうど切りたいと思っていた」と大きな枝をガシガシ切ってくださいました。

どこかで枇杷の実を食べたカラスが種を落としていってくれるらしいですね。

サンタクロースが庭木に登ったりしている可愛い飾りや個人のお宅のイルミネーションを見ながら、まるでもみの木みたいにビワの木を担いで家に帰ってきました。

 

葉っぱの活用は、煎じて飲んだり、焼酎につけたり、表面をかるく火にかざしてから皮膚にもみ込んだりと様々な活用の仕方があります。

長年お身体を患いながらも健康管理力や直感に長けているY様なので有意義にお使いいただけることと思います。

よい聖夜をお迎えください。

そして来年までお膝の具合がよくキープできていますように。メリークリスマス!