白血病

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コラム

白血病

2020/03/20

不治の病とは?

白血病

3rd オピニオン

お医者さま以外の意見を聴いてみましょう

朝ドラ「スカーレット」の息子武志君が大学を出て間もなく白血病と診断され、医師から「骨髄移植しか治療法はない」「余命は3年~5年」と宣告されました。以来毎日、祈るような思いで視聴している方も多い事でしょう。

 

私も小学生の頃読んだ里中満智子先生のマンガ「6月4日月曜日」や山口百恵ちゃんの夜ドラ「赤い疑惑」を衝撃的な思いで観た記憶があります。

 

専門学校の血液学で、通常は血液1㎕中4000~8000個くらいの白血球があり、その細胞の寿命は1週間~2週間ほどですが、白血病になると密度が10倍にもなり、血液が白っぽくなると学びました。なぜそんなに数が増えるかというと、未熟な成長途上の血液細胞が大腿骨や胸骨などの骨髄から、機能不十分なままどんどん血管へ移動してくるためです。

 

そもそも白血球は血管内に細菌や異物が混入した場合にそれを‛貪食’といって消化する機能、いわゆる殺菌や免疫システムを担っています。

体内に感染や炎症が起こると大概白血球数のカウントがあがることで診断されます。

たとえば虫垂炎ですと、白血球数は12000~15000くらいになっていることが多いです。

 

しかし、その数が度を越して数万、十数万ともなると、白血球が必要によって増大しているのではなく、細胞のコントロール機能が乱れている、と医学では考えます。

なぜなら、その多くの細胞は本来なら血管中に現れることのない、若い未熟な細胞が、(おそらくはまだ免疫機能を十分に発揮できない状態で)大半をしめるようになるからです。

当然ながら‛治療’とは、それらの幼若細胞が血管内に移行しないこと、もしくはガン化した骨髄細胞をいったん死滅させ、正常な細胞に置き換えようとの試みです。

 

が、ここでは、‛医療’とは違う考え方もあることをお伝えいたします。

もしかしたら、血液供給コントローラーが乱れているのではなく、何らかの身体の非常事態に、非常活動体制をとっているのではないか、ということです。

毒を食べた時に身体が嘔吐や下痢をしてめいっぱい排泄をするように、

細菌感染時には高熱を発して自ら免疫体制の強化と殺菌処理を行うように、

身体は生きている限り、非常事態に対処をすることを私たちは知っています。

ガンもリウマチもそのような緊急対応の反応と考えてもおかしくないのではないでしょうか?

そもそも‛ガン’もその他の難治性の病気も同様なのですが、つまり、身体が何かに侵されて誤作動しているのではなく、決死の緊急反応とみることができます。

 

そしてもし、後者だとすれば、必死で幼若細胞を出動させている骨髄や造血チームを放射線や抗がん剤で攻撃することは・・・

糖尿病や通風、脳血管障害など、発症の原因が生活習慣にあると明らかになっているものも多い一方で、ガンや膠原病などに分類される原因不明の病気も、ご本人の習慣に関係あるのではないかとの見方はあまりありません。

なぜなら、一般的に測定される検査数値や体重、体形との因果関係はあまり見られないからでしょう。

 

しかし私は思います。

コロナウイルスで重症化する方しない方、ガンや膠原病を発症する家系しない家系についての詳細を追求したデータがありません。

もしも、このたびの新型コロナウイルス発症者と、陽性だが症状が発現しなかった方の年齢だけでなく、体形や日頃の運動習慣、食習慣、直近2週間の食生活、思考などについて調べることができたら、何らかの因果関係や傾向について考察ができるのではないでしょうか?

 

たとえば、白血病で亡くなった本田美奈子さんは、お菓子が好きで、夕食さえお菓子で済ますことが多いとのインタビュー記事を読んだことが印象に残っていました。

 

今回の朝ドラ武志君の発病も実話だそうですが、大学を卒業後も実家近くに部屋を借り電話もひき、アルバイトしながら一人暮らしをしていて、学生時代から食生活を節約したり偏っていた可能性が想像できます。

若者にはよくあることであり、渡辺謙さんなど食生活は充実していたであろう方の発症例はありますが、

身体にとって栄養が足りていないとか、毒素を多く摂取しているということは、人によって必要度や排泄能力が違い、アレルギー症状に出る人、胃弱や肝臓病になる人、膀胱炎や結石を作る人、そしてガンになる人など、反応も様々なのだと思います。

 

いずれの反応であっても、その原因が自分にあるのでは、もしかしたら今までの食生活がよくなかったのでは?と習慣を見直し改善を図った場合、薬を飲むよりも、身体には大きな影響があると思いませんか?

 

武志君は、病名を知るとそれまでにないほど大量のお酒を飲んで酔いつぶれお友達に部屋へ運ばれたりしました。

親元で暮らすことになると、母親はそれまで以上に丹精込めて子供の好物や品数を増やし栄養をつけようとします。

京都へ行ってくると和菓子をおみやげに買ってきたり、古い友人がロールケーキを持って訪ねてきます。

 

代謝の弱っている身体にはどれも負担のかかる行為ですが、医師はそこには気づきません(ガンの原因が本人にあるという考え方は医学にはないからです)。

 

今、ガンや難病を患い、治療に希望を託している皆様、どうか医療とは別の3rdオピニオンを聴いてみませんか?

病院や薬や、病気と闘う治療ではなく、病を‛生へのポジティブな反応’ととらえ、ご自身の身体を休めてサポートする療養をしてみませんか?